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「大元」と「大本」の意味って?違いはあるの?

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日頃よく使う「おおもと」という言葉がありますね。
たとえば、「元に戻る」とかで使われる言葉です。

実はこの「おおもと」という言葉を漢字で書くと、
「大元」と「大本」の二つの書き方があるんですね。

なぜ2通りの漢字があるのでしょうか?

「何か違いがあるの?」「どっちをどう使えばいいの?」
と迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、「大元」と「大本」について深堀りしてみました。

どういう意味で、どう使い分けるか、ぜひ参考にしてみてください。

「大元」って何?意味は?

「大元」には、「おおもと」という読み方と「だいげん」という読み方があります。

「おおもと」と読む「大元」は、ものごとのスタート地点や、
一番大事な部分を指します。

「大元の目標を忘れてしまった行動」とか、
「話し合いのスタート地点に戻って考えてみる」というように使います。

しかし、「だいげん」と読む時は、昔の中国にあった「元」という国の名前を指します。

「大元」の「大」という字は、「大きい」や「すごく」という意味だけではなく、
「一番大事な」という意味もあるんですね。

「元」という字は、「始まり」を意味することが多いです。

「大元」と「大本」は、ほとんど同じ意味合いを持っています。

なので、どちらを使っても大丈夫と言えます。

「大本」って何?意味は?

「大本」もいくつか読み方がありますが、「おおもと」と読むと、
「ものごとの基本」や「一番最初のところ」という意味になります。

「この言葉の一番大事な意味を調べる」
「たくさん悲しいことを引き起こした最初の出来事」という感じで使われることがあります。

時には、「おおほん」と読んで、昔の大きな本のことを指す時もあります。

「大本」の「本」という字は、「根っこ」や「はじまり」という意味があります。

結局、「大元」も「大本」も、ものごとの「スタート地点」や
「一番大事な部分」という意味で、どちらを使っても間違いではありません。

「大元」と「大本」を使った例文

具体的に「大元」と「大本」を使った文章を見ていきましょう。

「大元」を使った例文

例文1:この運動会をする大元な目的は、みんなで楽しく運動することです。
「大元」って言葉は、何かをするときの一番大切な理由を指します。
この例では、運動会を開く一番の理由は「楽しむこと」と言ってますね。
例文2: 彼はみんなが何について話しているか、大元に立ち返って考え直しました。
話がややこしくなったときに、もう一度「最初に何を話していたか」を考え直すことを、
「大元に立ち返る」と表現しています。
例文3: 学校祭がうまくいったのは、クラスみんなの力が大元となっています。
何か大きなことを成功させるとき、その成功の一番大事な部分を「大元」と言います。
この場合、みんなの力がその「大元」です。

「大本」を使った例文

例文1: このルールの大本は、みんなが平等に遊べるようにするためのものです。
「大本」は何かの一番大切な考え方を指す言葉です。
この例文では、ルールの一番大切な考え方は「みんなが平等」ということを言っています。
例文2: なぜこんなに教室がぐちゃぐちゃなのか、大本な理由をみんなで探してみよう。
何か問題があるとき、その問題の根本的な原因を探すことを、「大本を探る」と表現することがあります。この場合は、教室が乱れた「本当の理由」を見つけようという話ですね。
例文3: この研究の大本は、昔の人々が使っていた言葉について、大切な情報を集めたものです。
何かを深く調べるとき、その研究の基になる大切な情報や資料を「大本」と言います。
ここでは、昔の言葉についての大切な情報が「大本」という訳ですね。

これらの例文は、「大元」と「大本」がどのように使われるかを示しています。
どちらも物事の「根源」や「基本」に関連する内容を表す際に便利な表現です。

まとめ

「大元」と「大本」について解説しました。

この二つの漢字はとても似ていて、意味もほとんど変わりません。
どちらも物事の「根源」や「基本」に関連する内容を表す際に使われます。

そういう意味では、「大元」と「大本」は、
全く同じ言葉として扱っていくのが適切であり、
使い分けをすること自体が現実的ではないかもしれませんね。

 

はぴこ
はぴこ

どちらの漢字を使っても意味に違いがないなら迷っても大丈夫ね。

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