「暖かい」と「温かい」はどちらも「あたたかい」と読みますが、
音読では同じでも日常のシーンによって使い分けられるんですね。
(ここが日本語というか漢字の少しややこしい所でもありますが、、、^^;)
「暖かい」は、通常、気象や気温に関連して「暖かい日差し」や「暖かい春の日」、または「暖かい部屋」などと使用されます。
一方で「温かい」は「温かいスープ」や「温かいコーヒー」、そして「温かいお風呂」などの文脈でよく使われます。
また、比喩的には「思いやりや愛情がある」という意味でも、「温かいもてなし」や「温かい言葉」、そして「温かい笑顔」などの場面で用いられます。
普段何気なく使っていた「あたたかい」という言葉。
この機会にきっちり使い分けをマスターしておきましょう。
あたたかい「暖かい」の使い方(例あり)
「暖かい」と「温かい」。順番に使い方を見ていきましょう。
まずは「暖かい」を使った日常のシーンの例文です。
主に気候や気温を体全体で「あたたかい」と体感した場合ですね。
・今日は天気が良く暖かい陽射しが心地良いので散歩日和です。
・家族との楽しいピクニックで、暖かい春の日を満喫しました。
・この地域は年間を通じて暖かい気候で、多くの観光客が訪れます。
・暖かい日が続いて、自然界には春の兆しが感じられます。
「暖かい」は体全体で感じる「あたたかさ」と覚えておくと分かりやすいわね。
あたたかい「温かい」の使い方(例あり)
次は「温かい」を使った日常のシーンを例にあげてみました。
・その人の温かい言葉が私を元気づけてくれ、困難な時でも前向きに考えることができます。
・このカフェの雰囲気はいつも温かく、コーヒーも美味しいです。
・温かい風呂につかることで、疲れた体がリラックスできます。
・この町の人々はとても温かく、新しい住人を歓迎してくれました。
・温かい友情は時が経っても変わらず、ずっと心の支えです。
・季節の変わり目には、温かいスープが体を温めてくれます。
・温かい笑顔と共に、彼はいつも人々を笑顔にする存在です。
こちらの「温かい」は体の一部で感じる「あたたかさ」と覚えておくと良いね。
「暖かい」と「温かい」は英語ではどう書くの?
「あたたかい」は日本語では2通りの漢字で表記されますが、英語では両方ひっくるめて「warm」と書いてOK♪
シンプルに「あたたかい」=「warm」!
いくつか具体例をあげてみますね。
「暖かい」を使った例文
・春は暖かい=「Spring is warm」
・今日は暖かい=「It’s warm today」
・暖かい気候=「warm climates」
「温かい」を使った例文
温かいお風呂に入る=「take a warm bath」
温かい友情=「warm friendship」
温かい心♡=「warm heart♡」
「Warm」は「暖かい」と「温かい」両方のニュアンスで使えるのね。
「暖かい」と「温かい」の違いと使い方まとめ
「あたたかい」は日本語(漢字)にすると日常のシーンによって「暖かい」と「温かい」の2通りの使い方があります。
「暖かい」は体全体で感じた「あたたかさ」を表し、
「温かい」は体の一部で感じる感覚という違いがあります。
日本語。特に漢字の使い方は日本人でも、、、
ややこしいなぁ~難しいなぁ~と感じるものが沢山ありますよね。
しかし、今回紹介した違いや使い方のコツを掴めば、もう「暖かい」と「温かい」を間違って使うことは少なくなると思いますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。^^